逆転プロレス

カシン 空港に危険物持ち込み高飛び
JJさんところから
ちなみに現在の裁判状況。

 全日本側の理論武装は、「預けた物は返せ」という真っ当な主張であるにもかかわらず、悲しいほどにスキだらけだった。訴状で「選手契約を結んでいた被告と──」と前提したが、実際は、選手契約は口約束のため、契約書など存在しない。さらに「ベルトは全日本の由緒正しい所有物。団体側に所有権があり、王者には預託しただけ」とするが、裁判長は(1)全日本の所有物であるならば、そもそもどういう経緯で手に入れたのかを説明しろ(2)王者になるという事とベルトを占有する事に違いはあるのか、など、訴えた側が今まで真剣に考えたことのない質問を始めた。
 さらには、世界タッグ王座はPWF、インターナショナルの2本から成るのだが、裁判長からは(3)なんで2本あるの?(3)ところでPWFって何ですか、などと究極の質問。
(中略)とどめは、全日本プロレス側の弁護士が、カシン被告のこれまでの無礼な言動を示す証拠として提出したのが、日本に夢と希望を与えるスポーツ紙の鑑「○スポ」だった。裁判長は「これはベスト・エミネンス(証拠)にはならない。次は、ちゃんとした資料を出して下さい」と却下。証拠として出す方も出す方だが、この初公判で明らかになったことは、「東京地裁は○スポを証拠書類として認定しない」という事だけだった。(プロレス重箱の隅/プロレスに、理屈なし。)

これネタに一本!カプコンさん!シナリオ作れそうですよ!!