魔法少女まどか☆マギカ

ほぼウィキペディアと、はてな・togetterを読んだだけで論じる「魔法少女まどか☆マギカ
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20110517/p2

「魔法使いものの『ガンダム』」なのかしら?

あたくしもそういうのを読んで「へえ、夢と希望の魔法使いの話を逆手にとって、あえてハードな描写をしたわけね。そりゃ反響を呼ぶだろうな(プラスもマイナスも)。深夜に放送したわけだ。つうかこどもが寝てる深夜に魔法使いものをやろうって発想自体がコロンブスの卵だよなあ」と、いまさらながらの反応を。

ガンダムとかエヴァとかですね
自分も良くある勧善懲悪ものにリアリティ+ダーク設定を付け加えてる
のが最初の感想でした


あとタイミングが良かったかな
けいおん」とかかなり反響がたかかったせいか
ほのぼのした作品が増えた矢先でしたから
ただ、魔法少女にバトル要素をつけた作品は既にあるようです。

「人類家畜もの」でもあったんだって?

ウィキペディアには描写がないから、こっちじゃなくて誰かのブログかtogetterで見たのかなあ・・・

今回の作品の特徴として、魔法使いにはお約束のようにいるペット、マスコット的存在が、実は主人公たちのトモダチとかではなく、さめた目で見ている敵と味方の中間の存在、契約で彼女に見返りを与える半面で、何かのエネルギーを彼女から吸収している?ようなアレだったという。「笑うせェるすまん」だなつまり(笑)。

解説するけどもうアレだネタバレだ
多分思春期少女のみに限り 
一個の願い叶えてあげる
代わりに魔法少女になって魔女と戦ってもらうよ
戦うと死ぬ場合もあるし 魔力を使うとソウルジェム(魂を封じ込めた物品)が穢れるから定期的に戦ってね
それから絶望してソウルジェムが完璧に濁ると魔女になるよ
絶望して魔法少女から魔女になるときすっごい感情エネルギーが発生するから
例の白い生き物はそれをエネルギーにして宇宙に還元するよ

ダークファンタジーって、子供に見せるべきか?制限するべきか?

「そういえば、直接の残酷描写とか性描写はともかく、人の欲望、嫉妬、エゴイズム、裏切り…などを描いた作品って、どういうふうに子供に読ませるべきなんだろう?」

自分にはやや無縁の問題設定なので、本当に当事者として言われたら「そりゃどんどん、気にせず読ませるべきっすよ」

と言えちゃうのだが、実際に子供がいる親御さん、それも漫画や小説作品を子供と共有して読むような親御さんだと、たとえばこの「まどか☆マドカ」を、都知事的な文脈とは別にして、或いはその首が飛ぶような残酷描写?は別にして、何歳ぐらいから見せたいとか思うのですかね。

最終的には救いや、主人公の美しい自己犠牲なんかもあるようですけど。

この作品なら中高生はOKじゃないかなぁとおもいます。
残酷描写も3話ぐらいで直接的じゃないですし
ただ、イヌカレーさんが書いた魔女+魔空間は不気味な美しさとかはあるんですがどっちかというと視覚的じゃなく精神的にきついかなっと。

さて、CS放送などの機会があれば

見るかな?自分はどうも毎週とか毎日定期的にシリーズを見ていくのが苦手でね・・・いまだって何度も漫画は紹介した「鈴木先生」がドラマ化されているんだから見ればいいのに見てないしね。

本放送みてたら毎週やきもきしてたと思いますよ

補足。宇野常寛が評論しているみたいね。

ゼロ年代の想像力」作者だから、そりゃ論じるか。ちょっと読んでみたくはある。

評論家の宇野常寛は、本作は魔法少女ものの総決算というよりゼロ年代の総決算といえる作品だと評価し、ゼロ年代までに日本のサブカルチャー領域で流行した諸要素が作中に効果的に散りばめられているとした。具体的には、精神科医斎藤環が考察した「戦闘美少女」(魔法少女はその類型の1つ)の要素、主人公の周辺のきわめて狭い関係性が中間領域を差し挟むことなく世界の命運に直結するという意味での「セカイ系」の要素、宇野自身がセカイ系に後続する想像力として注目した「バトルロワイヤル系」の要素、擬似同性愛(百合)的なホモソーシャル空間(異性を排除した同性のみの空間)を描く「空気系」の要素、批評家の東浩紀ゲーム的リアリズムとして分析した「ループもの」の要素、といったものが本作品に盛り込まれているとしている

この辺はなになに系とかいわれてもよくわからんw
まあ1クールの作品でうまく広げてうまく畳んだ作品だと思う。

よくまとめたものだなと。wikiから

ニトロプラス所属の虚淵玄がシリーズ構成および全話の脚本を、『ひだまりスケッチ』の原作を手掛ける漫画家の蒼樹うめがキャラクター原案をそれぞれ担当。虚淵が描く緻密で重厚な[4]設定のストーリーに、蒼樹のキュートで[5]可愛らしい[2]絵柄のキャラクターが組み合わされているが、蒼樹が『ひだまりスケッチ』で用いた頭身が低めの絵柄と比較すると、やや高めの頭身で描かれている[注 1]。また、音楽の梶浦由記は『コゼットの肖像』で新房と組んだ経験があり、さらに虚淵の強い要望から起用となった[3]。主要登場人物たちの敵となる「魔女」のデザインや戦いの場となる異空間の描写は劇団イヌカレーが担当し、「メルヘンホラー」[7]とも形容される独自の世界を描いている。

まあ、これだけものもうまくまとめたのは指揮者がいいからなのか

虚淵玄さん

ググると分かりますがかなりのコワモテw あまりのワルっぽさにワル淵さんともw

さやかが乗り合わせた電車の乗客。女性からいかに徹底的に金を搾り取るかを、嬉々として語りあっていた。魔法少女としての活動に心身ともに疲れていたさやかはこれを耳にして、「彼らを含めた世界」を守る意義を見失って絶望し、魔女化する。

このときの会話は実際、虚淵さんが電車で聞いた会話とか
ホスト「捨てるとき ウザいっすよねー」「そのてんシュウさんうまいっすから」
ワロ淵「にいちゃんら ちょっとその話きかせてや うちの品物の参考にしたいんや」
ホスト「すいません 嘘でした(土下座)」
こんなやり取りも創造できるぐらいw

蒼樹うめさん

同人誌の売れ行きがやばいらしいw

梶浦由記さん

作品柄しかたないが暗めの音楽が多いけどなんというかすごく綺麗な感じがする

劇団イヌカレー

俗に言うイヌカレー空間だそうですが 個人的にはオドオドした感じは無く
調整のある感じがした テーマパークみたいな




とBDの売り上げもよくアニメ会では大ヒットなわけですが
この手法は格闘技に盛り込めないかと!




白い大根のような生物「ボクと、契約して魔法筋肉漢になってよ」


そしては佐野哲也は赤ジャケットリング(俗に言う前田空間)でアウトサイダーとの果てのない戦いに身を投じていくのだった。




END